FX取引で高金利通貨のリスク

FX取引では通貨ペアの金利差による損益を出すスワップポイントがあります。

日本円はFX会社が取扱っている通貨の中では低金利通貨なので、一部の通貨を除けば、日本円から外国通貨を買うとスワップポイントによる利益が出ます。
金利差が広がれば、スワップポイントによる利益も高くなるので、トルコリラや南アフリカランドなどの高金利通貨を日本円で買うと、かなりの利益が期待できます。
しかし、高金利通貨は相場が大きく変動するので、スワップポイントの利益より為替差損の方が大きくなり、結果的に大きな損失になることがあります。

通貨によって金利が異なるのは、各国の中央銀行の政策金利が異なるからです。
政策金利は消費者物価を安定的に上昇させるための政策です。



消費者物価の上昇が弱いときには、政策金利を下げることで、消費者物価を上げようとします。
消費者物価の上昇が高い時には政策金利を上げることで、消費者物価を下げようとします。しかし、トルコリラや南アフリカランドは政策金利を上げても、消費者物価がほとんど下がらず、政策金利を上げ続けた結果、高金利通貨になりました。

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消費者物価が急激に上昇することは、通貨の価値が急激に下がることなので、売り材料となります。

しかし、政策金利を上げることは買い材料となります。



消費者物価が急激に上昇して、政策金利を上げることは、売り材料と買い材料の両方の見方が出来るため、相場の流れが読みにくく、相場が大きく変動する要因となります。FX会社ではトルコリラや南アフリカランドは高金利通貨でスワップポイントによる利益が高いことを宣伝しますが、相場変動のリスクも高いことを考慮する必要があります。